養鶏から始まる
地域の資源循環と
風景づくり











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点々の卵は岡山県北東部にある西粟倉村知社集落で、耕作放棄地を活用して新しく建てた鶏舎で育てられた平飼い有精卵です。米や麦、野菜など地域の未利用資源を中心に自家配合した国産発酵飼料を与えて、ケージに入れずに鶏舎内を元気に走り回る平飼い環境で雌雄共生で産まれる有精卵は、すっきりした味わいで毎日食べても飽きない美味しさです。
[養鶏から始める循環型の地域社会]
私たちの拠点は20世帯40人程度の小さな山間の集落で、澄んだ空気や清らかな源流、しんしんと積もる雪など里山を巡る四季の移ろいの中で元気な鶏を育んでいます。
草刈りで出た雑草や規格外の米、野菜など利用されていなかったものが鶏の餌となり、鶏から出る鶏糞は田畑の作物を育てる肥料となります。平飼い養鶏を起点に地域の未利用資源が循環する地域社会を実践します。
[低密度の平飼い養鶏]
日光を浴び、走り回って砂浴びをして、夜はとまり木で眠る。そうした鶏本来の生態に寄り添う低密度の平飼いに取り組んでいます。鶏が自由に走り回ることで体力がつき、病気になりにくい健康な体に育ちます。
一群を200羽と小さく設定し1㎡あたり2羽を基準に一般的な平飼い飼育の約5倍の広さにすることで一羽一羽に目が行き届き、鶏の健康状態を把握して育てています。
[100%国産の自家製配合発酵飼料]
私たちは鶏に市販の配合飼料や、卵の色を濃くする着色料、健康に不要な添加物も与えていません。地元で生産される米や麦を中心に、おからや米糠、野菜くず、草刈りで発生する雑草なども飼料として活用して、自分たちで配合・発酵させた飼料を与えています。
お客様に「鶏が何を食べているか」をきちんと説明できる生産者でありたいと考えています。
[純国産鶏種「後藤もみじ」]
私たちが育てる「後藤もみじ」は日本の気候に適して育種改良された品種で、国内でわずか4%のみしか流通していない純国産鶏種の中のひとつです。
自家製の飼料を中心に天然の青草や野菜くずなどをたくさん与えるので、黄身の色は「濃いオレンジ」ではなく「レモンイエロー」になります。あっさりとしていますが豊かな香りとやさしい旨みがつまっており、毎日食べても飽きない美味しさです。
季節や飼料の内容、鶏の趣向や健康状態など、本来の生態に近い環境だからこそ変わる、卵の風味や黄身の色をお楽しみください。
卵について
・黄身の色はレモンイエローです。季節によって飼料の内容や割合を若干変えているため色味が異なります。
・雌100羽に対し雄5羽以上の割合で自然交配は可能な飼育環境ですが受精確率は100%ではありません。
卵に関するQ&AはStore Guideをご覧ください。
この商品を使用したレシピをご紹介しています。Stories Recipesからご覧ください。


地域の米や野菜などを直配合した発酵飼料で鶏を育て、鶏糞を肥料に新たな農作物を育てることで養鶏から資源循環と風景づくりに取り組んでいます。
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